2013年5月20日月曜日

五所平之助「マダムと女房」


天気がよければ神宮に明治対慶應の3回戦を観に行くつもりでいたが、あいにくの雨で中止。ここで明治が負ければ、優勝は直接対決を待たずに法政に決まるという局面だ。13時からBSプレミアムで山田洋次監督が選んだ日本の名作100本の再放送があるというので観てみた。
1931(昭和6)年製作、日本初の本格的トーキーであるという。渡辺篤と田中絹代。
60分に満たない短い喜劇であるが、銀幕からはじめて音が聴こえてくる歴史的な作品として随所に工夫されていて楽しめる。
タイトルクレジットが時代を感じさせない斬新な書体だった。昭和6年とはあるいはそんな時代だったのかもしれない。

0 件のコメント:

コメントを投稿